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『新・平家物語』(しんへいけものがたり)は、1955年(昭和30年)9月21日公開の日本映画である。大映製作・配給。監督は溝口健二、主演は市川雷蔵。カラー、スタンダード、108分。昭和30年度芸術祭参加作品。 吉川英治原作の同名歴史小説を、3部作で映画化した大河シリーズの第1作で、平安時代末期に貴族との激しい抗争の中で台頭してきた武士階級の御曹司・平清盛が、自らの出生の秘密に悩みながら成長していく姿を描く。スタッフには撮影の宮川一夫、美術の水谷浩、色彩監修の和田三造など、数々の映画賞に輝いたベテランが顔を揃えた〔新・平家物語 、角川映画、2015年4月18日閲覧〕。本作は溝口監督の初カラー作品であり、長回しのカメラワークはヌーヴェルヴァーグの映画人に高く評価された。配収は1億7303万円で、この年の邦画配収ランキング第4位となった。翌1956年(昭和31年)1月に続編の『新・平家物語 義仲をめぐる三人の女』(監督:衣笠貞之助)、同年11月には3作目の『新・平家物語 静と義経』(監督:島耕二)が公開された。 2006年(平成18年)12月22日に溝口健二監督没後50年を記念して、角川エンタテインメントから発売されたDVD-BOXに収録された。2009年(平成21年)11月27日には市川雷蔵没後40年を記念して角川エンタテインメントからデジタル修復版のDVDが発売された。 ==スタッフ== *監督:溝口健二 *製作:永田雅一 *企画:川口松太郎、松山英夫 *原作:吉川英治(週刊朝日連載、朝日新聞社版) *脚本:依田義賢、成沢昌茂、辻久一 *撮影:宮川一夫 *録音:大谷巌 *照明:岡本健一 *美術監督:水谷浩 *衣裳考証:上野芳生 *装飾考証:高津利治 *色彩監修:和田三造 *音楽監督:早坂文雄(東宝) *按舞:三橋蓮子 *和楽:小寺金七、望月太郎明 *洋楽:佐藤勝 *編集:菅沼完二 *助監督:弘津三男、土井茂 *現像:東洋現像所 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新・平家物語 (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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